About

私たちは、核磁気共鳴(Nuclear Magnetic Resonance: NMR)にまつわるサイエンスに興味があります。日々、 に励んでいます。

NMRは現代化学に必須の分析ツールです。私たちは、NMRを単なる分析道具とは思っておらず、より深いレベルでNMR現象を理解しようとしています。そのために実に色々なことを勉強するとともに、いろんなことに挑戦します。突き詰めれば詰めるほど、その面白さ、奥深さを思い知ります。

過去数十年にわたる、偉大な先人たちの奇跡的な研究の蓄積によって、NMRはますます面白くなってきています。その面白さも、いろんなことを学んで初めて味わうことができる類のものです。現在も世界中のNMR研究者たちがクリエイティビティを発揮して、驚くべき研究成果を次々に発表しています。さながらトップアスリートがスーパープレーを応酬しているのを驚嘆しながら観戦しているような気持ちになったりします。私たちもそういう一員になりたいと思っています。

そのために日々、NMRシステムをハッキングし、さらには原子核スピンダイナミクスをハッキングしようとしています。決して甘くはないタフな道です。でも、挑戦を通してはじめて味わうことのできるワクワク感は他に代え難いものがあります。

難しそうだけど!?何か面白そう!と感じてもらえれば幸いです。

News

3 Dec 2024 金沢固体NMRセミナーに参加しました!
29 Oct - 1 Nov 2024 第63回NMR討論会@札幌に参加しました!
14 Jun 2024 第72回固体NMR・材料フォーラム@神戸に参加しました!
Apr 2024 新メンバーが加入しました!
7-9 Nov 2023 第62回NMR討論会@横須賀に参加しました!
Apr 2023 新メンバーが加入しました!
24 Oct 2022 Kengo Oka, Tom Ichibha, Daichi Kato, Yasuto Noda, Yusuke Tominaga, Kosei Yamada, Mitsunobu Iwasaki, Naoki Noma, Kenta Hongo, Ryo Maezono and Fernando A. Reboredob,
"Anionic ordering in Pb2Ti4O9F2 revisited by nuclear magnetic resonance and density functional theory",
Dalton Trans. 51 (2022) 15361–15369.
DOI: 10.1039/D2DT00839D

24 Oct 2022 Yuki Watanabe, Kim Hyeon-Deuk, Takafumi Yamamoto, Masayoshi Yabuuchi, Olesia M. Karakulina, Yasuto Noda, Takuya Kurihara, I-Ya Chang, Masanobu Higashi, Osamu Tomita, Cedric Tassel, Daichi Kato, Jingxin Xia, Tatsuhiko Goto, Craig M. Brown, Yuto Shimoyama, Naoki Ogiwara, Joke Hadermann, Artem M. Abakumov, Sayaka Uchida, Ryu Abe and Hiroshi Kageyama,
"Polyoxocationic Antimony Oxide Cluster with Acidic Protons",
Sci. Adv. 8 (2022) eabm5379.
DOI: 10.1126/sciadv.abm5379
14 Sep 2022 姜君の、MOF中のCO2ダイナミクスと結晶サイズ依存性に関する論文がPhys. Chem. Chem. Phys. に掲載されました。
Crystal-size effect on the kinetics of CO2 adsorption in metal organic frameworks studied by NMR
Weiming Jiang and Kazuyuki Takeda
10.1039/D2CP03226K
7 Sep 2022 姜君の、COFにおけるCO2とC2H2の選択的吸着性に関する論文がJ. Phys. Chem. Cに掲載されました。
Sodium-Ion-Induced Discriminative C2H2/CO2 Adsorption in a Covalent Organic Framework Studied by Solid-State 23Na NMR
Weiming Jiang, Ping Wang, Ken-ichi Otake, Susumu Kitagawa, Yasuto Noda, Kazuyuki Takeda, and Kiyonori Takegoshi
10.1021/acs.jpcc.2c05159
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